第133話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
環状2号ラーメンストリート、ご存知の方も多いかと思いますが、横浜市港南区のヤマダ電機から市営地下鉄上永谷駅の間には、たわわに実ったブドウの房のように多くのラーメン店が軒を連ねています。
約1kmの区間に10軒のラーメン店、まさにラーメン好きのユートピア。
そしてその中に家系ラーメン店はそれぞれ異なるテイストのお店が3軒、さぁ今日はどちらに伺おうかな。
「本牧家」本店
「本牧家(ほんもくや)」本店、
1986年、横浜市中区本牧間門にて創業、家系御三家とも呼ばれる。
当初は家系総本山吉村家の2号店でしたが、お弟子さんが独立するなどして両店は不仲となる。
その影響で本牧のお店は一時閉店し、その後港南区下永谷に移転オープンした。
家系図は、
吉村家
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本牧家(間門)
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本牧家(下永谷)ー本牧家(横須賀店)
となる。
また、本牧家から独立した店舗は、寿々㐂家、六角家、川崎家、末広家、千葉家など、有名店、人気店が多く、そのラーメンの味は醤油だれが突出しないバランスのいいスープを提供されていることで有名。
最寄り駅は横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷駅」か「下永谷駅」。
駅からの距離はおおよそ1km程度、徒歩で15分ほどの道のり。
近隣には同じ家系ラーメンで壱六家系譜の「すずき家」、元直系「環2家」があるが、それぞれ違った特徴のある家系ラーメンを食べることが出来るので、お時間のある方はすべて行ってみていただきたい。
本牧家本店の外観、店舗前と横に駐車場完備。
暗闇に浮かぶ幸せの黄色い家系ラーメン店。
デフォルメされた家系ラーメンが描かれた看板。
家系ラーメン店の看板というと赤色をイメージされる方が多いと思いますが、こちらのイメージカラーは黄色。
入り口は上の写真の右側に回ったガラス戸、正面からは入れないのでご注意ください。
「本牧家」本店の店内
のれんをくぐり、引き戸を開けて店内に入ると右手奥に小さな券売機がお出迎え。
店内は広めで、カウンター席とテーブル席があり、カウンターに囲まれた厨房も比較的広い。
メニューはこだわりのラーメン並、中、大のみ、それにトッピングが8種類。
卓上調味料は、こしょう、辛味、おろしにんにく、しょうがなど定番の品揃え。
一番手前の小壺は高菜であって高菜ではない。
店舗奥の方にはテーブル席もあります。
「本牧家」本店のラーメン
本日の注文は、
ラーメン並 750円
チャーシュー 230円
ライス小 150円
麺の硬さ、味の濃さ、油の量はすべて普通でお願いしました。
メニューは前述の通りラーメンのみ、チャーシューメンすらなく邪道扱い、なんというこだわり。
しかし私はチャーシューを頼ませていただきます、もうこれがないと落ち着かない、いても立ってもいられないので。
1974年、吉村家から始まった家系ラーメンの長い歴史に思いを馳せながら待つことしばし・・・
来た、家系ラーメンの歴史が詰まった一杯のお出ましだ。
きらきらした鶏油(チーユ)が美しい。
青磁の丼にたっぷり鶏油が浮かんだ豚骨醤油スープ。
具は、チャーシュー、かなりくたくたのほうれん草、のり、薬味ねぎが少々。
なかなかいい香りの鶏油です。
眺めていても歴史は味わえないので、さっさと味わおう。
いただきます!!
まずは麺、
中太で短めの酒井製麺。
いつも食べなれたこの麺もまた一味違う気がするのはここで食べるからなのか。
スープは豚骨、鶏がらの出汁をよく感じる優しい豚骨醤油、そこに鶏油がまろやかさとコクをプラス、いいバランスです。
これが家系ラーメンの歴史の味。
チャーシューは昔ながらの少し硬い食感、飾り気無しなところが逆に新鮮。
「高菜」と書かれた小壺にはライスを色鮮やかにするたくあん。
ライスの上にも歴史を積み重ねてみる。
よし、よく味わって食べるぞ。
体に家系ラーメン46年の歴史が染み渡る・・・
家系ラーメンの歴史の詰まった一杯を動画でもご覧ください!
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本日もごちそうさまでした!!
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店舗情報
本牧家 本店
■営業時間
11:00~15:30
18:00~22:30
■定休日
火曜日(祝日の場合は翌水曜)
■場所
神奈川県横浜市港南区下永谷3-1-5
横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷駅」から徒歩15分ほど
横浜市営地下鉄ブルーライン「下永谷駅」から15分ほど
環状二号線沿い
■駐車場
店舗前にあり
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。