第184話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
横浜と渋谷を結ぶ東急東横線、多摩川を渡ると、田園調布、代官山などハイソで小洒落たイメージの駅がある路線ですが、沿線には美味しい家系ラーメン店が多く点在しています。
今回ご紹介いたしますお店も、そんな東急東横線の「日吉駅」近くにあります。
目次(タップで各項目に移動できます。)
「極楽汁麺 らすた」
「極楽汁麺 らすた」(ごくらくしるめんらすた)、1996年オープン。
都内世田谷区の百麺(ぱいめん)出身、創業24年と中々の歴史があるお店です。
日吉の他に、渋谷区代々木にもお店があります。
最寄り駅は東急東横線と、横浜市営地下鉄グリーンラインの「日吉駅」、西口に出たら正面の日吉中央通りを真っすぐ、徒歩3分ほどで到着します。
付近には、「武蔵家」日吉店、「銀家」日吉本店といった家系ラーメン店があり、その他の飲食店も多数並んでいる、食いしん坊にはたまらないエリア。
らすたの外観は年季相応な感じで、元は白かったであろう看板は雨風によって灰色になりつつある、店名とこの看板のギャップが何とも言えない。
看板に書かれたそそられる謳い文句、地鶏に黒豚、そして特注太打麺。
これは食べない手はない。
「らすた」の店内
吸い込まれるように店内に入ると、左手に小ぶりな券売機がお出迎え、そして少し豚骨臭、この匂い、期待できるぞ。
店内のBGMはクラシックレゲエのボブマーリー、これは店名とマッチしているし、季節がらちょうどいい。
券売機上部を見上げると、これまた年季の入った木札。
江戸前の握りでも出てくるんじゃなかろうかといった面持ち。
壁面には、ラーメンの美味しい食べ方が貼り出されていた。
家系ラーメン店にありがちな派手なPOPではなく、街の中華料理屋さんを思わせるくたびれ具合がいい。
カウンターはこざっぱりとして清潔そう、高台がないので厨房が丸見えです。
よしよし、これなら調理風景をしっかり観察できるぞ。
カウンター卓上にはにんにく、しょうが、豆板醤と言った定番の薬味の他に、ライス用の青がっぱ(きゅうりの漬物)が置いてあります。
「らすた」のラーメン
本日の注文は、
チャーシュー麺 900
ライス少し(1杯無料)
麺の硬さ、味の濃さ、油の量はすべて普通でお願いしました。
ちなみに基本のラーメンは650円、これでライス一杯無料なのでかなりコスパがいいです。
ラーメンの種類は、豚骨醤油のいわゆる家系ラーメンと、つけ麺の2種類、細麺の替玉もあります。
トッピングは、味玉、のり、ほうれん草、ねぎだく、半熟温玉、チャーシューとオーソドックスな品揃え。
店の外ではそこまで感じなかったが、中々の豚骨臭に包まれた店内だなあ、などと考えながら待つことしばし・・・
来ました、チャーシュー麺!
青磁の丼に被せられたのり、そして何とも言えない芳醇な香り。
具は、のり、ほうれん草、チャーシュー、スープに先入れの薬味ねぎ少々。
スープは茶褐色で色々溶け出してる感じ、これは濃厚そうだ。
それでは、いただきましょう!
まずは麺、こちらの麺は染谷製麺の太めの中太麺、黄色みがかった色合いで、家系ではあまり見かけないタイプ。
食感は少しごわっとした感じで、かなりボリュームのある麺です。
スープは豚骨、鶏がらのこくとうまみと独特のクセのある香りがする、好きな人にはたまらないタイプの豚骨醤油。
醤油だれは少し強めに効いていて、ご飯との相性はばっちり。
これは旨い旨い。
チャーシューは、箸で持ち上げると勝手にちぎれる柔らかさ。
味がしっかり染みていて、コイツもご飯のおかずにいいぞ。
卓上の青がっぱを箸休めに準備して、厚めでしっかりとしたのり、チャーシュー、ほうれん草をおかずにライスをむさぼる。
これが家系ラーメンの醍醐味ですよ。
熱々濃厚スープで気持ちいい汗がかけました。
「らすた」の動画
らすたのラーメンを動画でもご覧ください!
本日も美味しい家系ラーメン、ごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
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店舗情報
極楽汁麺 らすた
■営業時間
11:30~翌1:00
※売切れ次第閉店
■定休日
不定休
■場所
神奈川県横浜市港北区日吉本町1-5-41 坂口屋日吉ビル1F
東急東横線「日吉駅」西口から徒歩3分ほど
■駐車場
なし
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。