第13話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです。
今回は藤沢市の郊外にある、「藤澤家」の店舗の歴史やラーメンの味をお伝えします!!
こちらの店舗、立地的には駅からも遠く、結構地味な感じなんですが、家系ラーメンファンは一度は訪れるべき理由があります、それは、ここは以前、元吉村家直系店舗で、
しかも初の女性店主が営む「まつり家」だったからなのです。
希少な元吉村家直系
現在総本山である吉村家のHPでリンクされている直系店は、
杉田家(横浜市磯子区)
厚木家(厚木市)
はじめ家(富山県魚津市)
上越家(新潟県上越市)
高松家(香川県高松市)
そしてリンクされていない店舗が、
末廣家(横浜市神奈川区)
以上の6店舗しかありません、意外と貴重な直系店舗の一つだったということで、一度行ってみる価値はあるかと思います。
直系店舗の記事はこちらからお読みいただけます。
当時の外観「家系総本山吉村家直系」の垂れ幕が掲げられていた。
現在は吉村家直系の垂れ幕ははずさてはいるものの、外観、内部ともにほぼ当時のまま
営業されていて、なかなか趣のある店舗となっています。
店内の様子
店舗正面の木枠の引き戸を開け中に入ると、左手には待合スペースと食券機が配置されており、混雑しているときはここで順番待ちとなります。
コの字型のカウンターに囲まれた厨房では、寸胴鍋が湯気を上げていて、豚骨スープが煮だされたり、麺が茹でられたりしている様子がうかがえます。
壁にはあちこちにオススメメニューが写真付きで貼り付けられており、待ち時間にこれらを見て次はあれを食べよう、これを食べようと、思いめぐらせるのも楽しい時間です。
時間帯により変動があるかもしれませんが、店員さんは男性1人、女性1人の時が多いように思われます。
カウンターに着座したならば、速やかに食券を高台に置き、店員さんがそれを確認にきた際にお好みを伝えましょう。
味の好みは、
味の濃さ:こいめ、ふつう、うすめ
麺の硬さ:かため、ふつう、やわらかめ
脂の量:多め、ふつう、少なめ
から選べます、家系のスタンダードですね。
私は通常普通でいただきます。
藤澤家のラーメン
藤澤家のラーメンのスープは、家系らしい醤油の風味が最初にやってきて、そのあとから豚骨のうまみが来るタイプ、やはり元直系のお店という感じはしますが、醤油のやんちゃさは少し抑え目にされており、女性客も意識した味付けになっています。
麺は中太で少しごわごわした感じの麺で、麺量も比較的多いのではないかと思われます、これは食べ応え十分です。
チャーシュー麺のチャーシューは、大判の煮豚がどんぶり表面を覆っており、一口目の麺をつかみ出す際に苦労するほどの量です、やはりここは、濃厚なスープにたっぷり浸して、チャーシューライスと行きたいものですね🍚
そして、写真を見ていただくとお分かりいただけると思うのですが、家系にしては標準で乗っかっている薬味ネギが多め、ネギが好きな私としては地味にうれしいです。
総合的には、これが特にすごいという点はないのですが、全体的にバランスがとれており、時々無性に食べたくなるような、そんな一杯でした🍜
現在の藤澤家、チャーシュー麺並、
家系ラーメンにしては薬味のネギが多めに入っている。
チャーシューがどんぶり表面を覆いつくしていて、肉の食べ応えあり。
まつり家時代のラーメン、醤油ダレがよく効いた茶色いスープ、吉村家直系らしい一杯。
ごちそうさまでした。
最後までお読みいただきありがとうございました!!
ご意見、ご感想などコメントいただけると嬉しいです。
藤沢市のはずれにある藤澤家のチャーシュー麺、このチャーシューをスープに浸して白飯を巻いて食べるのが好きです、幸せな気分になれます。
— 家系ラーメンマン (@IEKEI_RamenMan) July 22, 2019
ここは以前直系初の女性店主がまつり家というお店をやっていたという歴史のある店舗です。#家系 #家系ラーメン #藤澤家 pic.twitter.com/3Kqd4A9w7s
藤澤家
営業時間:11:00~23:00
定休日:なし
場所:神奈川県藤沢市遠藤937-6
小田急江ノ島線 湘南台駅 西口から
神奈中バス 湘11・17、藤39系統で「小出一本松」にて下車、
徒歩3分
駐車場:なし
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので店舗にご確認願います。