第275話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
横浜有数の歓楽街の一つ、福富町からほど近い「日ノ出町」、今回はそんな横浜の夜の街で朝5時※まで営業されている老舗家系ラーメン店にお邪魔しました。
※昨今のコロナ禍により時短営業の可能性があります。
目次(タップで各項目に移動できます。)
「たかさご家」本店
たかさご家本店(たかさごや ほんてん)、オープン日不明。
店名の由来は旧本店の所在地、横浜市南区高砂町より。
最盛期には本店、支店含め5店舗を展開されていたが、現在は日ノ出町の本店と関内店の2店舗となっている。
創業は1992年(平成4年)、旧本店の立ち上げには六角家出身の海添氏が関わっていたことから、家系図上は六角家系の店舗となるが、提供されるラーメンはオールドスタイルの家系ラーメンで、現在の六角家の味とは少し異なる。
また、たかさご家出身の店舗は、「町田家」、「武蔵家(新中野)」など、都内に店舗展開するお店が多いのも特徴。
家系図は、
吉村家
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本牧家
|
六角家
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たかさご家
となる。
たかさご家本店の最寄り駅は、京急本線「日ノ出町駅」。
改札を出たら、目の前の日ノ出町交差点を渡って左手へ、徒歩1、2分ほどでお店にたどり着く。
また、関内、桜木町の駅から徒歩10分ほどの場所にあるので、横浜の繁華街を散歩がてら立ち寄ってみるのもいいかもしれない。
ビルとビルに挟まれたたかさご家本店、相当昔からここにあることが想像出来る。
緑の看板に「とんこつラーメンたかさご家本店」、かなり目立ちます。
「たかさご家」本店の店内
年季が入ってかなり雰囲気のある店内に入ると、右手にシンプルな券売機がお出迎え。
メニューは、ラーメン、ネギラーメン、キャベツラーメン、チャーシューメン、つけ麺、とトッピングが数種類。
食券を購入したら、なが~いL字カウンターの高台に乗せて、店員さんがくるのを待つ。
カウンター天板の擦り切れ具合、歴戦のツワモノ感がすごい。
「たかさご家」本店のラーメン
今夜の注文は、
チャーシュー麺(並) 900円
ライス 100円
麺の硬さ、味の濃さ、油の量はすべて普通でお願いしました。
ちなみにラーメン(並)は700円。
装飾の少ない武骨な店内、昭和の家系ラーメン店の残像のようだなあ、などと感心しながら待つことしばし・・・
来ました、チャーシューメン!!
これこれ、THE横浜飯!
無造作に積み重ねられたパサ系チャーシュー、たっぷりの茶色いスープ。
こういうのでいいんだよ。
具は、チャーシュー、ほうれん草、のり3枚、スープ中に薬味ねぎが少々。
鶏油 (チーユ)がぽつぽつと浮かんだ比較的あっさりめの豚骨醤油。
では、いただきます!!
まずは麺、こちらの麺は酒井製麺の細めの中太、ゆで加減は少しやわらかめで、もちもちとした歯触りが、家系食べてる感を盛り上げる。
適温のスープは、粘度低めの豚骨、鶏がら出汁に、醤油だれがわずかに強め、だし、かえしのバランスがいいタイプで、これなら深夜に食べても罪悪感はないだろう。
オールドタイプなチャーシューはしっかりとスープに沈めていただく、派手な香りや、食感はないが、どこか懐かしい味わいだ。
ライスを頼むと付いてくる青かっぱ、たかさご家出身の武蔵家、町田家でも見かけるが、おそらくここが発祥。
スープでヒートアップした口内をさっぱりさせてくれる優れもの。
ライスには青かっぱ適量、ごま、豆板醤をのせ、さらにチャーシュー、ほうれん草、のりでおめかし、自作たかさご丼の完成だ。
脳裏に昭和の風景が浮かんでくる一杯、ごちそうさまでした。
「たかさご家」本店の動画
たかさご家本店のチャーシュー麺並を動画でもお楽しみください!!
本日も美味しい家系ラーメン、ごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
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店舗情報
たかさご家 本店
■営業時間
11:00~5:00
■定休日
無休
■場所
神奈川県横浜市中区日ノ出町1丁目17
・京急本線「日ノ出町駅」から徒歩1分ほど
・横浜市営地下鉄ブルーライン「桜木町駅」から徒歩8分ほど
・京浜東北根岸線「桜木町駅」から徒歩10分ほど
■駐車場
なし
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。