第211話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
横浜市中区本牧、かつて吉村家の2号店としてオープンした本牧家があった場所で、家系の歴史とは切っても切れない地域です。
周辺には、通好みのラーメン店が点在していますが、今回ご紹介いたします店舗もまた、マニアが喜びそうなネタ満載のお店です。
目次(タップで各項目に移動できます。)
「介一家」山手店
介一家山手店(すけいちや やまててん)、1988年(昭和63年)オープン、2003年介一家グループから独立。
現近藤家のオーナー、近藤健一氏と原祥介氏が立ち上げた介一家グループの1号店。
店名の由来は、近藤氏と原氏の名前をそれぞれ一文字とってつけられたそうです。
現在介一家の名前が付いている家系ラーメン店は、山手、うりゅう(港北)、鶴見、成瀬の4店舗がありますが、山手とうりゅうはグループから独立されたため、同じ屋号でもお店の雰囲気やラーメンの味が異なるから面白い。
家系図は、
吉村家
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本牧家
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六角家
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横濱家(近藤氏が立上げ)
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介一家(山手店)
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介一家(港北店、現うりゅう)
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介一家(鶴見店)
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介一家(成瀬店)
介一家山手店の最寄り駅はJR根岸線「山手駅」、ハイソなイメージのある同駅周辺は個人商店が多く、静かで落ち着いた雰囲気。
本牧というとどうしてもこれを思い浮かべてしまう昭和生まれ集まれ。
駅から本牧通りへ向かう大和町通り沿いに、介一家山手店はあります。
入り口上部の幌には、向かい合う2頭の虎らしき動物が描かれていて、かすかに異国情緒を感じる。
入り口脇のメニュー、介一家名物「ドラゴンラーメン」はここが発祥。
学生特典、山手のお坊ちゃま、お嬢ちゃまは介一家を食べて育った!?
「介一家」山手店の店内
店内に入ると正面右側にカウンター席、その内側が厨房、給水機は入り口すぐの右手にあります。
こちらは口頭注文の代金後払い制なので券売機はなし。
卓上のメニューはこんな感じで、基本は「とんこつ醤油」と「燃えよドラゴンラーメン」に「油そば」。
燃えよドラゴンラーメンの辛さは、ドラゴンへの道(入門編)~死亡遊戯(番外編)の5段階から選べます。
特製ダレの油そばもうまそう、こっちもドラゴンバージョンがあるのか。
お得なランチタイムサービスに、16:00~19:00は味玉、のり、半ライスのどれかがサービスで付いてくる。
壁面にはレトロなポスターが貼ってあり、独特の雰囲気を醸し出す店内、カウンターに着席したらまずは注文だ。
注文が終わると、さりげなく刻み玉ねぎと青かっぱが目の前に置かれる。
これはありがたい、後ほどたっぷりと使わせてもらおう。
「介一家」山手店のラーメン
本日の注文は、
チャーシューメン 1000円
半ライス 無料
麺の硬さ、味の濃さ、油の量はすべて普通でお願いしました。
ちなみにラーメンは750円、麺類はメインのとんこつ醤油に、燃えよドラゴンラーメン、油そば、昔ながらの中華そばがあります。
レトロな店内を眺めながら待つことしばし・・・
きたきた、チャーシューメン!!
艶めかしいチャーシューがそそる一杯。
具は、桜色のチャーシュー、ほうれん草、のり、薬味ねぎが少々。
あふれんばかりに注がれたスープは、黄色みがかった茶色の豚骨醤油、鶏油(チーユ)たっぷり。
なんともエロティックな見た目、たまらん、いただきます!!
まずは麺、こちらは家系としては少し細めの菅野製麺、チャーシューの下から引っ張り出すと、猛烈に湯気が立ち上る。
スープは鶏油がたっぷりと浮かんで、豚骨、鶏がらの動物出汁をしっかり感じられる旨味たっぷり汁、醤油のかえしとのバランスがよく、うまい。
う~ん、まさに老舗の味、家系の歴史が体に染み渡る。
綺麗な色味のチャーシューはしっとりとした舌触りで、見た目だけでなく食感もエロティック。
ライスにはお色気チャーシュー、ほうれん草、のりをのっけて、スープをすすりつつガツガツいただく。
丼底の骨粉らしき残留物から、スープの濃厚さがうかがわれる。
美味しゅうございました!
「介一家」山手店の動画
介一家山手店のチャーシューメンを動画でもお楽しみください!!
本日も美味しい家系ラーメン、ごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
ご意見、ご感想などお気軽にコメントして行って下さい!!
店舗情報
介一家 山手店
■TEL
045-622-8116
■営業時間
月~金
11:30~14:30
16:00~スープ終了まで
土・祝
11:30~スープ終了まで
■定休日
日曜日
■場所
神奈川県横浜市中区大和町2-34-8
JR根岸線「山手駅」から徒歩1分ほど
■駐車場
なし
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。