家系ラーメンマン

~家系一筋4000年~ 有名店から、地域密着店まで、実際に食べてご紹介していきます。地域別カテゴリーはページ下部(PCはサイド)にあります。

吉村家直系店のテイクアウトを調理してみた「杉田家」@新杉田

第150話

 

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ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜

 

家系ラーメンの発祥の地であり、私の住む場所でもある神奈川県は、いまだに緊急事態宣言が解除されません。

そんな中、家系ラーメン総本山吉村家の直系1号店として名高い、あのお店のテイクアウトを調理する機会がありましたので、皆様にご紹介させて頂きたいと思います。 

iekei-ramenman.hatenablog.com

 
目次(タップで各項目に移動できます。)

 

「杉田家」

 

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「杉田家」(すぎたや)、1999年(平成11年)オープン。

吉村家がまだ新杉田駅近くにあったころ、そこで厳しい修行を重ねた津村進氏。

その旧吉村家閉店と共に、現在の場所に直系の1号店として杉田家を創業。

店名の由来はズバリ、お店のある磯子区新杉田の地名から。

家系図は、

吉村家(旧店舗)

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杉田家

となる。 

 

「杉田家」テイクアウト

 

杉田家のテイクアウトラーメンは「お持ち帰り生ラーメン」の名称で販売されている。

価格は、

お持ち帰り生ラーメン 800円(税、容器代込)

のり増し         90円(税込)

数量には限りがあるようなのでご注意いただきたい。

公式twitterでは、最新のテイクアウト情報を流されているので、確実に手に入れたい方はそちらもご確認ください。(記事下部にリンクがあります)

 

入り口右手の券売機で画像赤丸の食券を購入、店員さんに渡せばテイクアウトを購入できます。

のり増しはのりの食券を別途購入してください。

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杉田家 券売機 

 

 

テイクアウトの中身

 

お持ち帰り生ラーメンの中身はこんな感じで、作り方が丁寧に書かれたA4サイズの用紙1枚、具材の入ったパック1個、スープと麺の入ったパック1個。

保存料無添加のはずなので、当日中には調理したいところ。

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杉田家 お持ち帰り生ラーメン

 

まずは具材のパックの中身から見ていきます。

黄色い小ボトルは鶏油(チーユ)、そしてそれぞれラップで包まれたチャーシュー、ねぎ、ほうれん草、袋に入ったのり。

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杉田家 お持ち帰り生ラーメン

 

もう一方のパックには袋詰めされた杉田家謹製スープ、ラップでぴったりと巻かれた酒井製麺の麺。

家系好きにとっては、このスープと麺が目の前にある事だけでも、ちょっとした感動を味わえるはず。

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杉田家 お持ち帰り生ラーメン

 

作り方

 

まずはお持ち帰りラーメンおいしい作り方指南書を読み込む。

準備物

・鍋大(麺茹用)

・鍋小(スープ温め用)

・ざる

・器

・箸

お好みでご飯を炊いておいたり、にんにくや生姜などの薬味を用意しておくとより一層楽しめます。 

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作り方

麺をほぐす

 

麺はラップをはがした状態では、かなり硬めに握られています。

おそらく水分を飛ばさないようにだと思いますが、このまま茹でてしまうと麺と麺がくっついてだまになってしまうので、あらかじめほぐしておく必要があります。

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店頭でもよく見る光景ですが、素手で豪快にわしゃわしゃとほぐすのがオススメ。

気分はラーメン職人。

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スープを温める

 

スープはまず袋のまま軽く湯煎して、ラードの塊を溶かしていきます。

鶏油のボトルも一緒に軽く温めておきましょう。

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スープ

 

白い脂が溶けたらOK。

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スープ

 

袋を開封してスープを鍋に移し替え、弱火で沸騰寸前まで温めます。

湯煎で使ったお湯で丼を温めることも忘れずに。

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スープ

 

具材の準備 

 

具材はラップをはがしてスタンバイ、あっつあつが好きな方は、ほうれん草とチャーシューを少し温めておいてもいいかもしれません。

私はそのままで。 

また、お好みでねぎ、ほうれん草、のり、キャベツ、もやし、煮卵などなど挙げればきりがないですが、お好みの具材を追加するのもあり。

ちなみに、大葉、練り梅、鰹節という裏技トッピングもあります。

※和風新杉田という公式メニューには上記のトッピングがのっていて、これが濃厚醤油豚骨とよく合う。

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具材

 

麺茹で用のお湯が沸いたあたりのタイミングで、丼のお湯を捨てて鶏油を入れておきます。

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鶏油

 

 

麺を茹でる

 

大き目の鍋にたっぷりのお湯で茹でましょう。

指南書によると。

固め 1分20秒

普通 2分

太い麺なのに短時間で茹であがるのは酒井製麺だからこそと、どこかで聞いたことがあります。

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麺を茹でる

 

盛り付け

 

盛り付けは手際が命です。

鶏油を入れておいた丼に温まったスープを注ぎ、湯切りした麺を入れます。

麺の湯切りは出来るだけ丁寧に行いたいところ。

そして麺とスープを軽くなじませたら、具をのせていきます。

ほうれん草、ねぎ、チャーシューを乗せ、仕上げにのりを丼のふちに差し込んだら完成!!

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杉田家お持ち帰りラーメン

 

ねぎが気持ち多い気がする、お持ち帰りラーメン。

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杉田家 お持ち帰りラーメン

 

食べる

 

いつものように麺から。

我ながらちょうどいい茹で加減に仕上がりました。

酒井製麺のもちもち中太麺、自宅でこれは贅沢の極み。

スープはお店の味そのまま、醤油だれと鶏油の風味に、豚骨、鶏がらの旨味、絶妙な塩加減で麺もご飯もすすむすすむ。

出来ることなら戸棚に100個位ストックしておきたい・・・

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チャーシューはもちろん杉田家の燻製チャーシュー。

とってもいい香り、チャーシュー増しも出来たらいいのにな。

これも冷蔵庫に50本位ストックしてバラ色の人生を過ごしたい。

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チャーシュー

 

大満足です!!

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動画

 

杉田家「お持ち帰り生ラーメン」調理の様子を動画でもご覧いただけます。


【家系ラーメン】「杉田家」お持ち帰り生ラーメン

 

 

本日もごちそうさまでした!!

最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
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店舗情報

杉田家

■営業時間

5:00~翌1:00

■定休日

日曜日

■場所

神奈川県横浜市磯子区新杉田町3-5

JR根岸線「新杉田駅」から徒歩3分ほど

■駐車場

なし

■地図

※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。