第313話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
家系ラーメンと言えば総本山吉村家、1974年に横浜市磯子区のJR新杉田駅近く、磯子産業道路沿いで創業した同店には、直系店という吉村家認定店舗が9店舗あります。
しかしこの直系店に認定されていない吉村家出身のお店も数店舗あり、昔ながらの家系ラーメンの味を守り続けています。
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「おーくら家」
おーくら家(おーくらや)、1996年(平成8年)、バンダイからたまごっちが発売されたのと同じ年にオープン。
出身店は家系総本山吉村家、直系認定店舗第一号である杉田家の独立が1999年なので、その3年ほど前に独立された店舗である。
同時期に吉村家から独立した店舗で、現在も営業しているのは直系を除くと沼津家、ぎょうてん屋、近藤家(厳密には本牧家)くらいしかなく、かなり貴重な店舗である。
家系図は、
吉村家
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おーくら家
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おーくら家中野店(閉店)
おーくら家の最寄り駅は、昨年駅名が変更になった「京急東神奈川駅」(旧名仲木戸駅)。
駅を出て徒歩4、5分、第一京浜沿いにお店はあります。
赤い看板に黄色字で「おーくら家」、遠くから見てもわかりやすい、看板の鑑のようなデザイン。
老舗感が漂う外観、なんだかお腹が空いてきた。
入口には風にたなびくのれん、これがあるだけでうまそうなお店に見えるから不思議。
「おーくら家」の店内
店内に入ると左手で券売機がお出迎え。
ラーメン、つけ麺、油そば、味噌なんかもあり、全種類食べてみたい欲望に駆られる。
14:00~19:00はタイムサービス、半ライスやトッピングが1品無料になります、また店員さんにお願いすると青森にんにくも無料でいただけます。
卓上にはおろしにんにくがあるんですが、断然青森にんにくがオススメです。
水とおしぼりは自分で取ってね。
カウンター卓上はこんな感じで、ところどころ赤いのがはがれているのがまた味がある。
客席はカウンター席のみのこぢんまりとした店内。
「おーくら家」のラーメン
本日の注文は、
チャーシューメン 980円
半ライス 無料(タイムサービス)
麺の硬さ、味の濃さ、油の量はすべて普通でお願いしました。
ちなみにラーメンは750円。
トッピングの青とうがらしが以前から気になっていたが、頼むの忘れちゃったなあ、などと考えながら待つことしばし。
来た来た、チャーシューメン!!
鶏油(チーユ)たっぷり香りのいいスープが食欲を前進させる。
少し多めの後乗せ薬味ねぎがまたいい感じ。
具は、チャーシュー5枚、のり3枚、ほうれん草、後乗せのざく切り薬味ねぎが少し多め。
スープは豚骨メイン、鶏がらもしっかり、鶏油たっぷりの豚骨醤油。
では、いただきます!!
まずは麺、こちらの麺は、吉村家出身だけあって酒井製麺の特注杉印、太め中太でもっちりとした存在感のある麺です。
この麺、うまいんだよなあ。
熱々のスープは、醤油の風味がいいあっさりめの味付けで、動物系の旨味がたっぷり、中でも鶏がらの風味が良く、今の直系の家系ラーメンとは一味違う。
いわゆるバランス型ってやつだが、近藤家や本牧家と通ずるところのある味だ。
香りのいい鶏油が舌にまとわりついて、なんだか幸せな気分。
チャーシューは少し歯ごたえのある煮豚、噛みしめるとじゅわっと味が染み出すオールドタイプ。
無料の青森にんにくは要冷蔵、粗目の刻みタイプですこぶる香りがいい、このにんにくうまい。
鶏油とスープがしっかり染みたのりでご飯を巻く、硬めの炊き加減がまたいいじゃないか。
もちろんチャーシューでも巻く、これはご飯がすすむ君。
昔の家系(令和最新版)、大変おいしゅうございました。
「おーくら家」の動画
おーくら家のチャーシューメンを動画でもお楽しみください!!
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本日も美味しい家系ラーメン、ごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
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店舗情報
おーくら家
■営業時間
10:00~24:00
日・祝
10:00~22:00
(新型コロナの影響により当面は10:00~20:00)
■定休日
不定休
■場所
神奈川県横浜市神奈川区東神奈川2-40-11
京急本線「東神奈川駅」から徒歩4分ほど
第一京浜沿い
■駐車場
なし
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。