第147話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
家系ラーメンの総本山「吉村家」、その認定店舗は俗に”直系店舗”と呼ばれています。
吉村家で厳しい修行を終え、さらに一定の成功を収めている店舗にのみ認定証が発行され、家系皆伝を名乗る事が出来る。
横浜市内の家系ラーメン店はおおよそ150店あると言われていますが、現在正式に直系店舗として営業されているのは、杉田家、杉田家千葉、厚木家、はじめ家、高松家、上越家、末廣家、内田家の8店舗のみで、いかに家系皆伝が貴重なのかがお分かりいただけると思います。
そんな貴重な直系店ですが、一度認定されても場合によっては取り消されてしまうこともあります。
目次(タップで各項目に移動できます。)
「ラーメン 環2家」
「環2家(かんにや)」、2000年12月オープン。
元々は吉村家直系認定店として人気を博し、”家系四天王”とまで呼ばれるようになるが、2015年に一時閉店、家系皆伝を取り消されてしまう。
その後店舗と屋号は売却され、現在は創業時とは別のオーナーが運営している。
店名の由来は横浜環状2号線沿いに店舗があることから。
家系図は、
吉村家
|
環2家
となります。
環2家の最寄り駅は、横浜市営地下鉄「上永谷駅」もしくは「下永谷駅」。
それぞれの駅から徒歩で向かうと15分ほどで着きます。
重厚な雰囲気の看板と店舗入り口。
駐車場はお店に向かって右側と、細い道を挟んだ場所に9台分のスペースが確保されています。
「環2家」の店内
店内に入ると右手に券売機がお出迎え。
プラスチック製の食券がカタンと落ちてくる券売機は、吉村家や他の直系店などと同じ物。
店頭に並びがある場合は先にこちらで食券を購入し、いったん外に出て列の最後尾に並ぶスタイル。
入り口ガラス戸には現金購入可能なトッピングが張り出されています。
カウンター席にたどり着いたら、高台部分に食券とトッピング購入用の現金を置く。
いつ来てもこの瞬間が一番わくわくする。
卓上調味料の種類は豊富で、定番のおろしにんにく、コショウ、しょうがなどの他に、直系の名残ともいえる酢漬けの刻み生姜、ラーメン酢、行者にんにくなどが置いてあり、家系の醍醐味ともいえる変幻自在な味変を楽しませてくれる。
ウサギと月の絵が入った受け皿、どことなく上品。
「環2家」のラーメン
本日の注文は、
チャーシューメン 880円
野菜畑 200円
ライス 120円
麺の硬さ、味の濃さ、油の量はすべて普通でお願いしました。
ちなみにラーメンは750円。
麺メニューは、豚骨醤油のいわゆる家系ラーメンのみで、バリエーションが欲しい場合は、各種トッピングで補う。
代表的なトッピングは、チャーシュー、味玉、のり、ほうれん草など、その時の気分で追加すると満足度がうなぎのぼること間違いなし。
目の前の寸胴からもくもくと立ち上る湯気に心を奪われながら待つことしばし・・・
キターーーーーーーー!!
私のラーメン!!!
茶褐色のスープ、丼上部に広がる野菜畑、わずかにはみ出るチャーシュー。
口中が唾液によって洪水注意報発令中。
具は、野菜畑(キャベツ、ニンジン、玉ねぎ、きくらげなど)、チャーシュー、ほうれん草、のり、薬味ねぎ少々。
スープはとろみのある濃厚かつ重厚な豚骨醤油、その色味から醤油だれがよく効いていることがうかがわれます。
カウンターによだれが垂れるまえに、
いただきます!!
麺は家系ラーメン定番の酒井製麺の中太平打ち。
もちもちとした食感でボリュームもあり、その上スープもよく絡む。
その麺に絡みつくスープは、醤油だれからくる塩気がガツンと効いた中毒必至の味わい、直系から外れたとはいえ、そこは環2家ですよお客さん。
チャーシューは強めにスモークされた赤身肉、噛むたびに香りと味が染み出します。
ラーメンに夢中になって、ライスに乗せる分の具を取り分け忘れてしまうほど。
それでも特濃スープが残ってれば大丈夫。
しょっぱいのに丼から手が離せない、そんな一杯。
環2家のラーメンをyoutubeでもお楽しみください!
本日もごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
ご意見、ご感想などお気軽にコメントして行って下さい!!
店舗情報
環2家
■営業時間
11:00~22:00
■定休日
第三月曜日
■場所
神奈川県横浜市港南区下永谷3-3-21
横浜市営地下鉄ブルーライン「上永谷駅」から徒歩15分ほど
■駐車場
あり
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。