第182話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
今から46年前、1974年(昭和49年)に横浜市磯子区の新杉田駅近くで産声を上げた「吉村家」、今でこそ家系ラーメン総本山と言われていますが、当時はまだ家系という呼び名はなかったようです。
そんな家系ラーメンの呼び名が誕生するよりも前に、吉村家から独立されたと言われるお店が横浜市磯子区にあります。
目次(タップで各項目に移動できます。)
「がんこ亭」
「がんこ亭」(がんこてい)、1982年(昭和57年)オープン。
創業38年の老舗ラーメン店、店名の「亭」の文字が昭和初期の洋食屋のような響き、店名の由来は、店主が味に妥協せずがんこに作り続ける、という思いを込めてつけられたらしい。
また、吉村家最初期の独立店かつ、当時”家系”という言葉がまだなかったために屋号に「家」が付いてないものと思われる。
家系図は、
吉村家(杉田)
|
がんこ亭
となる。
最寄り駅と言うほど近くに駅はないのだが、一番近そうな京急本線能見台駅から徒歩36分、バスで向かう場合は、上大岡、杉田、金沢文庫、能見台のいづれかから乗車し、氷取沢(ひとりざわ)バス停で下車すればたどり着く。
ルートに関してはgoogle mapで検索するのが手っ取り早い。
上大岡から金沢文庫を結ぶ、笹下釜利谷道路(ささげかまりやどうろ)沿いにお店があります。近くには、カマリヤ大将、王道之印がありなかなか楽しいエリアとなっている。
比較的交通量の多い県道沿い、駐車場は店舗に向かって右側に3台分が用意されています。
駅から遠いので、車で向かうのが便利ですね。
がんこ亭のマスコットキャラクター、名前は不明。
ねじり鉢巻きに、逆ハの字の太い眉、ギュッと結んだ口元が頑固である。
「がんこ亭」の店内
アルミサッシの引き戸は開け放たれており、店内の換気は十分。
のれんをくぐると、入り口左手に小ぶりな券売機が設置してあります。
基本メニューは、ラーメン、カレー、以上、頑固だ。
かなりの年季を感じる店内、カウンター縁の塗装のはげ具合がいい味出してます。
客席はカウンター席とテーブル席があり、店内はそこそこの広さです。
壁面のメニューはやはり超シンプル、カレーのテイクアウトが出来るようです。
「がんこ亭」と言えば、卓上の豊富な無料トッピング、8種類の薬味が使い放題。
ラーメンが到着する前からワクワクしてしまう無料トッピングの数々、どれを使おうか、楽しみすぎる。
「がんこ亭」のラーメン
本日の注文は、
チャーシューメン並 850円
半ライス 100円
味の好みは、麺の硬さだけ聞かれましたが、おそらくお願いすれば味の濃さ、油の量も対応してもらえるはずです。
基本のラーメン並は650円、ビーフカレーが550円。
とてもリーズナブルです。
評判のカレーを注文しなくていいのか、自問自答しながら待つことしばし・・・
来ましたチャーシューメン!
のりを上から被せたクラシックなスタイル、ここ最近こののりの配置のお店によく巡り合う。
具は、のり、チャーシュー、ほうれん草、細切りの薬味ねぎが少々。
スープは、表面に鶏油(チーユ)が浮かんだ優しげな色合いの豚骨醤油。
それではいただきます!!
まずは麺、麺は横須賀の製麺所、増田製麺の中太ストレート。
しなやかで、舌触りがよくとてもすすり心地のいい麺です。
スープは、豚骨、鶏がら出汁ですが、鶏の風味の方が強く、家系ラーメンと言うよりかは、鶏がら醤油に近い、どこか懐かしく、優しい味わい。
ああ、染みる・・・
チャーシューは素朴な感じのチャーシュー、味がギュッと凝縮されている感じで、しっかり噛みしめていただきたい。
3、4口食べ進めた辺りで、卓上の白髪ねぎを楽しむ。
備え付けの割りばしで、たっぷりと。
がんこ亭のまろやかスープと白髪ねぎ、これがまたよく合う。
ライスには豆板醤で少し辛味を加えて、のり、ほうれん草、チャーシューといつもの組み合わせでいただく。
この味を末永く頑固に守り続けてほしい。
「がんこ亭」の動画
がんこ亭のラーメンを動画でもお楽しみください!
【老舗】「がんこ亭」氷取沢本店 チャーシューメン並+半ライス
本日も美味しい家系ラーメン、ごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
ご意見、ご感想などお気軽にコメントして行って下さい!!
店舗情報
がんこ亭 氷取沢本店
(2021年5月29日閉店)
■営業時間
10:00~20:00
■定休日
日曜日
■場所
神奈川県横浜市磯子区氷取沢町356
氷取沢バス停近く
京急本線杉田駅、能見台駅、金沢文庫駅、上大岡駅からバスが出ています。
■駐車場
あり(店舗横)
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。