第89話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです🍜
根岸湾岸には東芝や石川島播磨などの工場があったり、自衛隊の護衛艦が作られていたり、釣りが出来たり、市場や三井アウトレットパークがあったりしますが、美味しい家系ラーメンを食べることもできます。
ラーメン 杉田家
そうです、その美味しい家系ラーメンのお店とは、1999年9月に出来た「杉田家(すぎたや)」です。
1999年というと7の月に世界は滅びると言われてきましたが、そうなることはなく、無事にこの吉村家直系1号店が誕生しました。
あれから21年、この場所には今日も直系の味を求めて行列が出来ています。
杉田家の店内
家系ラーメン好きにとって吉村家は総本山であり、厳かで特別な場所であるが、杉田家はそれよりもっとカジュアルな場所であると思う。
店内の空気は活気とほどよい緊張感があり、厨房では歴戦の家系職人が腕とザルを振るっている。
注文方法は食券制で、券売機は入り口の左右に一台ずつ、どちらも同じ内容になっているが、混雑時はそれぞれがフル稼働でお客を迎え撃つ。
プラスチック製の食券を握りしめて順番を待つ時間もまた楽しい。
カウンター上の調味料は使い込まれた容器に入れられ、ざっくりとした雰囲気、これがまた妙に親近感があっていい。
カウンター高台の向こうに見える寸胴は絶え間なく湯気を上げていて、立ち上る匂いだけでめまいがするほど空腹になってくる。
杉田家のラーメン
本日の注文は、
チャーシューメン 930円
ちなみにラーメン並は730円。
メニューはラーメンのみで、サイズが並、中、大、
つぶした梅と大葉、鰹節がトッピングされた”和風新杉田”なるメニューもあるがベースは同じ豚骨醤油。
バリエーションは、キャベツ、玉ねぎ、葉ねぎ、わかめなどのトッピングを駆使して補うことが出来る。
ライスは150円で、白飯か、チャーシューと玉ねぎを甘辛く煮つけたチャーシューまぶしがのったまぶしご飯を同額で選ぶことが出来るのも杉田家の魅力の一つ。
先ほどから立ち上る湯気で、視界が完全に遮られるのではないかと心配になりかけたところに注文のチャーシューメンがやってきた!
これが杉田家のチャーシューメン、なまめかしい色合いのチャーシューと茶濁したスープに心と胃袋がときめく。
のせられる具材の構成は、くたくたのほうれん草、チャーシュー、のり、薬味ネギ。
以前よりもチャーシューが大判になった気がする。
スープは目の前の寸胴で煮だされた豚骨スープに、醤油だれを合わせた濃厚でうまみがたっぷり詰まったスープ。
それでは、いただきます!!
麺は酒井製麺、麺箱に”杉”の文字が入った特注の麺、中太で長さは短めのストレート。
麺、スープ共に熱々で、一口目からすでに身も心も虜にされてしまうような味わい。
立ち上る鶏油と豚骨の香りに我を忘れて麺をすする。
チャーシューはほんのりスモークの香りがする弾力があるもので、噛めば噛むほど旨味と香りを楽しむことが出来る。
途中で行者にんにく、終盤に刻みショウガを加えて、味の変化を楽しみながらスープの最後の一滴まで味わいつくす。
杉田家のラーメン、動画でもお楽しみください!!
本日もごちそうさまでした!!
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
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店舗情報
杉田家
■営業時間
5:00~翌1:00
■定休日
日曜日
■場所
神奈川県横浜市磯子区新杉田町3-5
JR根岸線「新杉田駅」から徒歩3分ほど
■駐車場
なし
■地図
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。