第26話
「た～か～さ～ごやぁ～、この浦船にぃ～、帆を～あげ～てぇ～」
ま～いどっ、
家系ラーメンマンです。
今回ご紹介させていただくのは、あの家系レジェンド「六角家」からの流れをくむ「たかさご家」、
店舗の様子やラーメンのお味をお伝えいたしますので、最後までお付き合いよろしくお願いいたします！！
たかさご家
冒頭の一文は能の「高砂」、たかさご家の店名の由来とはまったく関係ありません、店名の由来は、本店が以前、横浜市南区高砂町にあったためで、その所在地からつけられたようです。
創業者の一人は六角家の出身とのことですが、現在のたかさご家には六角家テイストはそれほど受け継がれていないように思われます。
たかさご家は現在、日ノ出町と、関内に店舗を構えており、日の出町店が本店となっています、以前の本店で、店名の由来にもなった高砂町のお店は閉店してしまっています。
また、たかさご家からは、東京都町田市の「町田家」、東京都中野区の「武蔵家」が生まれており、都内家系ラーメンの拡大に大きく貢献していると言えるのではないでしょうか。
「町田家」町田本店：町田家 町田本店 （まちだや） - 町田/ラーメン [食べログ]
「武蔵家」中野本店：武蔵家 中野本店 （むさしや） - 新中野/ラーメン [食べログ]
駅の目の前
「たかさご家日ノ出町店」は、京急本線「日ノ出町駅」を出て、目の前の大きな交差点を渡ってすぐ、緑色の看板が目印。
緑地に「とんこつラーメンたかさご家本店」の文字がでかでかと書かれた看板。
たかさご家日ノ出町店は、横浜有数の飲み屋街「野毛」からもアクセスしやすく、営業時間が朝11時から翌5時までなので、飲みの締めや早朝の朝ラーも可能な店舗である。
早朝営業で有名な家系ラーメンと言えば、
新杉田の「杉田家」（朝5時から）、
横浜駅及び神奈川駅近くの「鶴一家」（24時間営業）、
和田町の「どんとこい家」（朝4時から）、
などが挙げられるが、ここたかさご家でも早朝に家系ラーメンを頂くことが出来るのである。
たかさご家の店内
たかさご家の店内はいたってシンプルで、L字カウンターのみのつくりとなっている。
古めの食堂といった面持ちで、飾り気はないが、店舗歴21年の割には清潔に保たれていると言える。
カウンター越しに見える厨房では例のごとく、大きな寸胴鍋が並んでおり、ここからたかさご家の一杯が作り出される。
たかさご家のラーメン
たかさご家のラーメンは一言でいえば、「優しい家系ラーメン」。
ライト目な豚骨醤油スープで醤油のキレは抑え目、スープとかえしのバランス感を味わえる。
このあたりはやはり、本牧家や六角家の流れを感じさせるが、やさしくなりすぎたゆえ、家系ラーメンファンからすれば、おとなしすぎて面白くないかもしれない。
チャーシューは煮豚を使用しており、味付けは程よい感じ。
インパクトを欲する方は「濃いめ」「多め」で注文してもいいかもしれません。
おすすめの卓上調味料は「ゴマ」。
まとめ
「たかさご家」は立地や営業時間からも、飲みの後の締めなどに利用しやすく、提供されるラーメンも家系ラーメンとしては凶暴性が弱いため、深夜、早朝に利用しやすい店舗である。
ただし家系ラーメンであることに変わりはないので、塩分、油分、カロリーの採り過ぎには各自ご注意ください。
たかさご家のラーメン、
器は家系ラーメンには珍しく白色で、龍の柄の入った、昔懐かしい感じの器を使用、
同じく白色のレンゲはラーメンにのせられての提供。
ごちそうさまでした。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます！！
ご意見、ご感想などコメントいただけると嬉しいです。
たかさご家
営業時間：11:00～翌5:00
定休日：なし
場所：神奈川県横浜市中区日ノ出町1-17
京急本線「日ノ出町駅」から徒歩1分ほど
駐車場：なし
※店休日、営業時間は変更になる場合がありますので事前に店舗にご確認願います。
たかさご家 日ノ出町本店
たかさご家 関内店
