第17話
ま~いどっ、
家系ラーメンマンです。
先日twitterで見かけたこのtweet、
ふん。ラーメンというのかい?
— たるはち (@tarupachi) September 6, 2019
贅沢な名だねぇ。
今からお前の名前はサラダだ。いいかい、サラダだよ。わかったら返事をするんだ、サラダ! pic.twitter.com/D2qXqvCBFa
某有名アニメのセリフをもじったものですが、
なんとリツイート7万件、いいね20万件を獲得している。
写真のラーメンが家系かどうかはおいておいて、
これを見てふと思ったのが、
「家系ラーメンはサラダたり得るのか??」
ということでサラダと家系ラーメンを比較して、
共通項目を見つけていきたいと思います。
顧客に新しい食べ方を提案して、販路を拡大していくやり方は、生産者、食品メーカーや、販売店などでよくみられるので、もし家系ラーメンがサラダと呼べるのならば、健康志向のこのご時世に、家系ラーメンを広める免罪符になるかもしれないと。
「健康にいい家系ラーメン(サラダ)を食べましょう!!」
と堂々と宣言できるのではないかと、家系ラーメンマンは企んでいます。
サラダとは?
まずはサラダとは何か、wikiさんに聞いてみると、
野菜などの具材に塩、酢、油、香辛料などの調味料をふりかけるか、和えて盛りつけた料理の総称。
一般的な認識と大差はない感じです。
ただ、正確な語源はラテン語の塩である「sal」や、塩を加えるという「salare」からきているらしく、つまり、ただの生野菜ではなく「塩をかけた野菜」がサラダだということです。
そこから転じて塩や調味料をかけて和えた何々も何々サラダと呼ばれることもあります。
ちなみに、せんべいなんかでよくある「サラダ味」ですが、亀田製菓によると、
「サラダ」は「サラダ油」のことです。
「サラダ油」がまだ高価だった1960年代、サラダ油をからめて塩をまぶしたせんべいが作られました。
その頃の時代の背景として、純日本風の「塩味」とするよりは洋風の「サラダ味」とした方がおしゃれではないかということで名付けられました。それまでのしょうゆ味のせんべいに比べて、斬新で高級感のあるイメージで人気を呼び、以後、米菓の定番の味として親しまれています。
亀田製菓HPより引用
やはり「塩」が決め手のようです。
サラダの種類
一言にサラダと行っても現代では色々な種類のものがあります。
野菜サラダ、ポテトサラダ、マカロニサラダ、温野菜、サラダスパゲッティ、などなど、麺類やイモ類がメインになっているものもあります。
そしてトッピングにハム、生ハム、ローストビーフ、ベーコンなどの肉類や、イカ、タコ、カニ、小魚(イワシやしらす)などの魚介を乗せたりするサラダもあることでしょう。
家系ラーメンとは
続いて、家系ラーメンとは、
吉村家を起源とする、豚骨、鶏ガラからとった白湯スープに、醤油ダレを合わせて、鶏油を浮かせたもの。
麺は中太麺で短め、具はのり、ホウレンソウ、チャーシューを乗せる。
吉村家からのれん分けされた店舗がみな〇〇家を名乗っていたので、ファンから家系と呼ばれるようになる。
というのが一般的な特徴になります。
さらにサラダに寄せていくとするならば、
トッピングとして様々な生野菜や湯で野菜を乗せることができる点が挙げられます。
ネギ、玉ねぎ、ホウレンソウ、キャベツ、もやし、レタス、タケノコ、キクラゲ、カイワレ、ニラ、わかめ、アスパラ、のり、などほとんどの野菜をトッピングすることができます、これらは実際に私が見たことのあるトッピングです。
共通点
・具材
サラダ:野菜、麺類(パスタ)、イモ、たまご、ハム
家系ラーメン:麺、野菜、チャーシュー、たまご
・調理法
サラダ:生のままで塩などを振る、茹でる、ドレッシングなどと和える
家系ラーメン:スープに浸った麺に野菜や肉を乗せる
問題点
ここで大きな問題に気付きました、家系ラーメンは一般的なサラダよりもカロリーが高く、塩分、油分も比較的多めであること。
では塩分やカロリーを多く必要とする人向けにネーミングすればいいのではないか?
ということで、「アスリート向けのサラダ」ではどうでしょう?
あるいは、サラダ側を家系ラーメンに寄せて、ドレッシング、マヨネーズを増やして、油分を上げたり、ハム類を多めに入れて、カロリーをあげてみたり。
とちょっと苦しいですが、似ているといえば似ている。
ということで、
「今日からお前はサラダだよ。」
お粗末さまでした。